第15章 日常生活における「プラシーボ効果」とは
(133~138)
文責 並木 克敏
mikenekobusu バーチャル気功道場
気を考える (133) 気功とは, 非日常の世界での鍛錬, 言葉を換えてい
えば, 非日常の肉体を鍛錬することである。身も心も日常生活の中に
どっぷりと浸かっている人は, 気功とは「プラシーボ効果」に過ぎないと
言いたがるが, それは外から見ているだけで「群盲象を評す」以前の段
階でしかない。
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気を考える (134) とはいえ, 日常生活においての「プラシーボ効果・暗
示」を否定するものではないし, 気功体験時におけるそれらの存在を全
面的に否定するものでもない。「病は気から」というように, 人間の心身
は現代科学をもってもしても, そのすべてを解明できないほどに複雑怪
奇であるからだ。
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気を考える (135) プラシーボ効果とは「ウィキメディア」によれば, 「偽
薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる
事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状
態の改善として現われることもある」というが, 換言すれば暗示と思い
込みということだ。
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気を考える (136) プラシーボ効果という現象が, 科学的に証明され
るまでもなく, 人間は第三者からの「暗示と思い込み」によって, 心身
に大きな影響を及ぼすということは, 誰もが経験していることである。
暗示を受けやすい人と, そうでない人がいたとしても, それは相対的
なものである。
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気を考える (137) 人は誰もこの社会生活から切り離され, 孤立して生
きているわけではないのだから, もし貴方が周囲の人に, いつまでも
若いねと褒められるならば, それがたとえお世辞であったとしても, 背
筋がぴんと伸びて足取りも軽くなるというものである。特に女性である
ならば。
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気を考える (138) その反対に顔色が悪いと指摘されて, どこか身体
が悪いのではないかと思い込み, 心が沈んで食欲がなくなり, 倦怠感
さえも覚えることもある。胃腸などの消化器系は, ストレスを受けやす
く, かつストレスにきわめて弱いからである。心と身は, 一体不可分な
のである。
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