【一指禅功の動功「内勁站椿功」を紹介】 四月に生まれた子猫は, ダンホールの箱の中で母親と一緒に過ごし, した すら睡眠と栄養補給の日々を過ごします。一ヶ月ほど経つと, 母猫は寝床 から出て, 外の世界へと一歩踏み出すように子猫を誘います。すると, 親に 寄り添うように二匹の子猫が, よちよちとダンボールの箱から這い出してき ました。四足だというのに子猫はよく転びます。動物が重力に逆らって立ち 上がるというのは, 当たり前のことではないのですね。人間も足腰から衰え るそうなので, 馬歩椿で足腰を鍛えましょう。 皆さんが揃ったところで, 王瑞亭老師の「熱身法」で身体を温めてから, い つものように「一指禅功慢性病防治法」を練習しました。  「一指禅功慢性病防治法」 今回は事前にお知らせしていたように, 一指禅功の動功である「内勁站 椿功」を紹介しました。一指禅功の「内勁站椿功」は, 太極拳などの動き のある動功とは違い, 站椿と呼ばれるように, 腰から下は動かさずに, 肩 幅でしっかりと立つたままの姿勢で行います。動かす身体の部位は, 上 半身と腕や手の平だけです。指を曲げて降ろす扳指という手法は用いま せん。気の反応は, 正式な功法と較べるとかなり弱いです。一指禅功の 場合, 熱身法も内勁站椿功も共に, 準備功のレベルに位置づけられそう です。これだけで潜在能力を開花させるのは, 無理なようです。  内勁站椿功の練習 |
